ポケットにフィルムを

 

こんにちは、担当のきちです。

 

長期休暇も後半戦、このつく日執筆にあたり、何かやりたいことがあった気が……と考えていると1月の前半に購入した「写ルンです」撮り切っていないことに気がつきました。

富士フィルムが発売するレンズ付きフィルムの登録商標である「写ルンです」は実際に使ったことがある方も少なくないはず。

ピントや光の調整など、難しい設定は必要なくフィルム独特の風合いを楽しむことができるこのレンズ付きフィルムカメラは、旅先の風景や日常の何気ない景色を魅力的に写しとってくれます。現像するまで仕上がりがわからない、といったワクワク感もフィルムの楽しみのうちですね。

 

 

私はレンズ付きフィルムを購入してから撮るものを決めるタイプです。1月に購入してから3月後半の今までで撮り切れていないのもこれが理由なのでは?と思います。

特に建物や風景を撮るのが好きな私にとっては相性がとてもよく、今のところ満足…と言いたいところですが、扱いが難しいぶん表現や楽しみも広がるフィルムカメラは魅力的ですね…。今後の目標のひとつに追加です。

市販のレンズ付きフィルムは27枚撮りが一般的でしょうか、スマホやデジタルカメラで撮るのと違い、枚数に限りがあるので、ここだ!と思った時でないとなかなかシャッターが切れません。(経済的な理由もありますが)

通勤や散歩に持っていき、シャッターポイントはないかとキョロキョロしながら歩く姿はかなり不審だろうな…。

と、自分の傾向を客観的に考えていると、皆さんがどのような理由でレンズ付きフィルムを購入しているのか、とても気になります。

 

 

旅の記録として、または遊びに行った思い出として。SNSに向けた、オシャレな写真を楽しみた若い方に特に人気がありますね。日常の記念の写真にフィルムという選択肢があるのは、より手に取りやすいレンズ付きフィルムの存在がかなり大きいのではないでしょうか。

 

ここで、撮り慣れてる方には今更なことではありますが、綺麗に撮るポイントを。

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このレンズ付きフィルムは焦点距離が1m以上と、SNS映えな食べ物の記録やセルフィーにはやや難しいところがあります。なるべく被写体からレンズを離して撮りましょう、近すぎるとぼけてしまいます。セルフィーではなるべく腕を伸ばして伸ばして。

また、太陽光下以外の場面ではフラッシュを必ず使用することをオススメで、電気が点いている室内であってもレンズ付きフィルムの感度では光の量が十分ではありません。太陽光下であっても逆光の場合などは使用してみるとまた雰囲気が変わってきます。せっかく撮った写真も、光が少ないと何も映ってない!ということが起きてしまいます。

以上本体裏面の説明の通りでしたが、このほかにもネットにはたくさんいい撮り方が紹介されているので是非参考にしてみてください。

 

また、レンズ付きフィルムには、個人で楽しむ使い道のほかに結婚式に自由に撮ってくださいと配られるものや、アイドルのイベント等でこれは撮影OKと配布される例など、大規模でユニークな使い道があるそうです。

デジタル化が進む今だからこそフィルムに焼き付ける、どんなふうに撮れているかわからない面白さ、使い切りというレンズ付きフィルムの魅力が発揮されていますね。

 

 

新年度の抱負があるとするなら、「写ルンです」1本使い切る!ための、行き当たりばったりなお出かけがしてみたいです。します。

今月中に撮りきるぞー!

 

ということで最後にお気に入りの1枚を。

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ありがとうございました。

文責:きち

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