ツクマガができるまで1 企画編

こんにちは。ツクマガ編集部のおざわです。

私たち学生団体C4はこのウェブサイト「ツクナビ」の運営の他に、筑波大生をターゲットにした「ツクマガ」というフリーマガジンを発行しています。

先日、最新号ツクマガvol.19を発行しました。もうお手に取ってくださった方もいるでしょうか。大学に入れなくなってしまったので今は難しいかもしれませんが、Webにも掲載しているので外出自粛中の暇つぶしにぜひ読んでみてください。

この「ツクマガができるまで」では、普段私たちがどのようにしてツクマガを作っているのかを、5つの工程に分けて紹介していきます。

私はその第1回、企画編を担当します。

私の文章はさして面白くないかと思われますが、きっと回を重ねるごとにどんどん面白くなっていくと思うので!ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!!それでは!!

1.テーマ決め

2.ブレスト

3.企画決め

4.企画担当・台割決め

1.テーマ決め

ツクマガは毎号1つののテーマを設定し、それに沿って内容を作っています。たとえば先日発行した19号は「手で書く、ということ」、18号は「トビラをひらく」がテーマでした。

新しいツクマガを作るとき、一番最初にやることがテーマ決めです。

どんなことを伝える一冊にしたいか、案を思いつく限り挙げてその中から選びます。

テーマを決めてもそれが曖昧だと内容に統一感がなくなってしまったり、作っていく途中でテーマがぶれてしまったりするので、この本を通してなにを読者に伝えたいのか、ここでしっかり決める必要があります。

普段から色々考えながら感じながら生きるのが大事だなってテーマ決めのときよく思います。私は脳内空っぽで生きてるのでいい案出せません。うわ。精進します。

2.ブレスト

テーマが決まったらお次はブレストです!

ブレストとはブレインストーミングの略です。なんか強そうだしかっこいいので軽率にブレストって言いたくなっちゃいます。ブレストとか言ってると仕事できる人みたいじゃないですか(?)

頭の悪そうなことを言ってしまいました。真面目に説明します。

ブレインストーミングとは、簡単に言うとみんなで連想ゲームのようにしながらアイデアを出していくやり方です。

ツクマガを作る際には、先程決めたテーマから連想できる事柄や単語を思いつくままどんどん付箋に書き込み、模造紙にぺたぺた貼っていきます。脳を柔らかくしてとにかくたくさん連想します。

アイデアが出尽くしたら、付箋を貼り替えながらカテゴリごとにざっくり分類していきます。似たものは近くに。

この写真は18号のとき「扉」をテーマにブレストしたものです。「バタン」「ノック」「異世界」「鍵」「コナン(CM前のあれ)」などなど、いろんなアイデアがあって面白いです。

3.企画決め

次はブレストで出たアイデアをもとに、企画を立てます。

ブレストのこの単語から思いついたこんな人に話を聞いてみたい!とかこんなの募集したら面白そう!とか、これも色々な企画案を出していきます。

こんな感じにホワイトボードにまとめます(18号制作中の写真)

そこから、1冊につき4~5つの企画に絞り込みます。

大事なのは、テーマを伝えるためにはどんな企画が適しているかを考えることです。伝えたいことからずれてしまったものは残念ながら企画として採用できません。

もうひとつ大事なのは、自分たちがやりたい、と感じられるものを選ぶことです。興味や関心は、ツクマガ制作の上で大きな原動力になると思います。

4.企画担当・台割り決め

そのようにして企画を絞り込み決定したら、企画ごとに担当者を割り振ります。基本的に1人あたり1~2つの企画を担当します。

ごちゃごちゃホワイトボードです(19号制作中の写真)

それぞれの担当者が話し合ってその企画の具体的な内容や取材方法、スケジュールなどを決めていきます!

同時に、台割というものを決めます。台割とはページの構成をまとめたもののことで、本は全部で何ページになる、何ページにはこの企画が来る、という本全体の設計図のようなものを作ります。

これが19号のときの台割です。ドン。

これらが決まると、いよいよ取材等に動き出します!取材編に続く!

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