つく日 -2017/10 「Global Villageでの生活」

Global Villageでの生活

文章:えみーる

筑波大学にはGlobal Village(グローバルヴィレッジ)という日本人と留学生のシェアハウスタイプの宿舎があることを知っていますか?

私は、今年の4月からそのグローバルヴィレッジに住んでいます。 今回は「どんな所なの?」とよく質問される、まだ謎多きグローバルヴィレッジ(通称グロビレ)での生活について書こうと思います( ^ω^ )

1.ほんとにグローバル?
名前にもグローバルと入っている通り(住所書く時ちょっと恥ずかしい)、「留学生との国際交流」がメリットとして大きく打ち出されて建てられた訳ですが、いざ住んでみると………留学生が少ない!!!
私の部屋の場合、私を含め4人の日本人学生と1人の中国人留学生が住んでいますが、部屋によっては全員日本人という場合もあったようです(この場合、空室にその後留学生が入居する可能性が高い)。そんな状況に、ルームメイトの中国人留学生も「ここはグローバルヴィレッジじゃなくてジャパニーズビレッジだよ~」と思わず漏らすほど(笑)
しかし、これは留学生が主に秋(9月)入学だったことが関係していたようで、先月かなりの留学生が新たに入居しました。確かに前よりも断然留学生をよく見かけます。グロビレでの生活ももうすぐ半年になりますが、せっかくなのでもっと異文化交流の機会が増えたらいいなと思う今日この頃…。

2.ふつうの宿舎より綺麗!快適!
つくばの学生宿舎といえば、一の矢、平砂、追越、春日の4地区にある一般的な個室タイプの「狭い!古い!汚い!」というイメージが大きいことでしょう。しかし、グロビレはそんな宿舎のイメージを払拭するような、綺麗なアパートのような外観をしています。それもそのはず。グロビレは平成29年4月にオープンしたばかり、まだピカピカの新築なのです!(つまり、今年入居した私達が一期生)
共用部分には、ダイニングキッチン、洗面所、トイレ、シャワールーム(浴槽はなし)があり、あとは入居者5人それぞれの個室があります。キッチンにはIH、冷蔵庫、電子レンジが、個室にはベッド、机、棚、姿見などがはじめからついているので、一人暮らしを始める際にそろえなきゃならないものが少ないのも良い所です。さらに、宿舎特有のシャワー10分100円という謎のシステムがありません。好きな時に好きなだけシャワーを浴びることができます。どうでもいいことに思えますが、去年一の矢に住んでいた私としては、とても嬉しいポイントでした…。ただ洗濯は、1か所しかないランドリールームまで行かないといけないので、ちょっと面倒ですが。でも、全体的にグロビレでの生活はとっても快適なのです。

3.みんながいる
ルームシェアって自分のプライベートが無さそうだったり、色んな問題が起きそうだったり、ハードルが高いと思われがち。でも、グロビレでの共同生活は程よい距離感です。仲の良い友達でもなく、知り合いでもなく、ランダムに決められた初めましての人達と一緒に暮らす。不安を感じる人もいるかもしれませんが、それぐらいの距離感がちょうど良かったりします。
さらに、同じ部屋には学年も所属もバラバラの人が住んでいるので、大学内で知り合うことの無いような人と出会えるのも魅力の一つです。実際に私の部屋は、1年生2人、2年生1人、大学院生2人と年齢もバラバラ、所属もバラバラです。普段はそれぞれ生活リズムが違うため、皆がそろうことは少ないですが、留学生のお母さんが遊びにきた時に本場の水餃子を作ってもらったり、この間は全員でたこやきパーティーをしたりと、たまにみんなでご飯を食べる時はとても楽しいです。
あと、やっぱり家に帰るとみんながいるという安心感があります。夜中に地震が起こった時も部屋からでて、皆で「怖いね~」と言いあったりできるので、もしもの時も心強い!このように、グロビレでの生活は一人暮らしですが、すぐそばに誰かがいるので、アパートや他の宿舎にはない良さがたくさんあるのです。

と、まあこんな感じです。
グロビレでの生活についてちょっとでも知っていただけましたか?

これから筑波大学に入学する方や1年生で来年どこに住もうか迷っている方、少しでも家選びの参考になればうれしいです(^^♪

文章:えみーる
デザイン・技術:たま
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