1.つくばじゃ!

今回は、生まれは違えど育ちはつくばの私から、筑波大、ではなく「つくば」についていろいろお話させていただきます。

皆さんご存知の通り茨城県は全国魅力度ランキング最下位。誰が決めたんでしょうね…。
十何年茨城のつくばにいる私は、なんで?とずっと思っていました。
茨城県にはこのつくば市があるというのに、と中学生のときに言った記憶があります。
地元愛が強いのでつくばつくばって言っていますが、茨城にはもちろんほかにもたくさん魅力があります。茨城はいいところです。

とりあえず今日はつくばの話をしましょう。

まずはつくばに来れない新入生の皆さんのために、最近のつくばの様子を少しだけ。

撮影したのは4月19日なのですが、テイクアウトするために出かけたときに天久保三丁目(通称:天三(アマサン)と言います)辺りで、八重桜が咲いていました!しかも色も様々。
(ババって撮ったんですごく見づらい写真でごめんなさい!)

3月~4月頭には、天久保二丁目(通称:天二(アマニ))の通りにも桜が咲いていました。

写真は4月6日に撮りました。
わかりづらいけど結構 葉桜になっています。
今年の桜の見ごろは、3月下旬でした


筑波大周辺の桜を見ていただいたところで、さっそく本題へ…!

個人的に伝えたいつくばその1は『とかいなか』

都会と田舎を掛け合わせた造語みたいなものですが、つくばはその名の通り、都会エリアと田舎エリア、どちらも存在している街です。
まぁ元々は田舎だったんですけどね、1960年あたりからですかねぇ、首都機能の過密を抑えようとその一部をつくばにお引越しさせたみたいです。それが研究学園都市の成り立ちですかね(超ざっくり)。
詳しくはつくば市や筑波研究学園都市の歴史・成立で検索してください(雑)。
ちなみに筑波大学がここつくばにあるのも、その事業の一環です。

少し脱線しましたが、つくば市には筑波大学やたくさんの研究機関があります。
JAXAとか高エネ研とか産総研とか国土地理院とか…挙げたらきりがないのでこの辺にしますが、そんな研究学園都市として、つくば市中心部(つくば駅周辺など)は発展していきました。
最近は研究学園駅周辺の発展が著しいので、正直つくば駅周辺より研究学園駅周辺のほうが人の出入りが盛んになってきています。つくば駅にはQ’t(キュート)などのショッピング施設、研究学園駅近くには大型ショッピングモール i-asつくば(イーアスつくば)があります。ここでバイトしている学生も多いです。
ショッピングモールつながりで、市内にはイオンモールもありますが、大学からは遠いです。

ちなみにどちらの駅も大学(筑波キャンパス)からは自転車で10分程度で行けます。

ところが少し足を延ばせば広がるのは田んぼの景色。
北条米やつくばねぎ、ブルーベリー、小麦などなど穀物、野菜、果物、肉類、と農産物や特産品の種類がなんと多いことか。ありがたいです。
そして実は芝産地。田畑のほかに芝畑もよく見かけます(芝畑は当たり前だと思っていたけどそうじゃないんですね)。
筑波山と宝篋山(ほうきょうさん)もあります。
日本百名山の一つ、筑波山。宝篋山は知らない人も多いかもしれませんが、電波塔みたいなものが山頂にある山です。
どちらも登山初心者には登りやすい山です。

このようにつくば市には研究施設あり、山あり、田畑あり、都会あり、田舎あり。どちらの魅力も楽しめるそんなところです。

個人的に伝えたいつくばその2は『ラーメンとパン』

“ラーメン激戦区”と自称(?)しているつくば市。この呼び名は最近自他公認になってきたのかも。
筑波大学周辺をはじめ、市内にはラーメン店がたーーくさんあります。どこもこだわりの一杯を提供してくれておいしいです。

そして“パンの街つくば”という呼び名も持つつくば市。パン屋さんもたーーーくさんあります。個性豊かなお店が多く、パン屋巡りも楽しそう。

さらにカフェもたくさんありますね。大学から少し離れたところにも素敵なお店がたくさんありますので、是非。

個人的に伝えたいつくばその3は『空が広い』

筑波山がありますが、つくば市は関東平野にあります。それなのでとにかく遮るものがなく、空が広い。最高です。
筑波大学=森とか言われているくらいには自然豊かな場所です。公園も多い。
ただ一つ、ずっと住んでいる田舎者としては、研究学園駅辺り、昔は空がちょー広かったんですが、どんどん高い建物が建てられて、以前のような広さがないのは少しだけ悲しい。
でもお陰様で、いろいろ便利にはなっています。

ほかにも、つくばってこんなまち、と言うなれば、外国から来る人が多いこと。
研究職の方や筑波大の留学生など、昔から他の地域と比べると、外国の方が多いまちかも(主観です)。
そのため、というか、その相互作用というかで外国食の料理店が多いです。異文化に触れられる機会がたくさんあります。

今回はこの辺で。いかがだったでしょうか。
つくば市という まち にフォーカスした、独断と偏見による超限定的なつくば紹介でした。正直凄く内容が偏っていますし、この記事に載っていることはあくまでほんの一部。

つくば市、かなり広いんです。9の市と隣接しております。
そして筑波大学のキャンパスも広いです。しかも縦長。
そういうわけで授業間の移動に自転車は必須です。この辺の話は別の記事で書きますね

あ、ちなみに‘つくば’の表記についてですが、市名はひらがな表記で‘つくば’市です。
大学は漢字表記で‘筑波’大学ですが、つくば市内で‘筑波’というのは筑波山の方の地名をさします。

そして最後に、この記事を読んで「なんだよ知っていることばっかりだ」と思ったつくば育ちのあなた。アンチつくばのあなた。
今までつくば市に住んでいても筑波大学に入るとこのまちを見る目がきっと変わります。つくばを見る、新たな視点を得られるはず。
まぁその逆も然り、かもしれないですね。

いいところもちょっと困ることもありますが、#春から筑波も#秋から筑波も、つくばでの生活、是非楽しんでください!

文:てぃゆ

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