筑波大学内の坂を調べてみた。

こんにちは、情報学群情報メディア創成学類の一年生です。

筑波大学に入学して約3か月半が過ぎました。

その間に毎日のように吹き付けるつくば下ろしに慣れ、エクストリーム移動に慣れ(春日の民の苦悩)、ウサギやイノシシに慣れ、心身ともにたくましくなった気がします。

しかし、1つだけ言いたいことがある。

坂、多くね?

何回上り下りさせるんだと。毎日この坂を越えて通学する学生の身になってみろと。大学がこんな立地だと、僕の1限出席率が低いのも頷けます。

そんなこんなで「じゃあ大学内の坂を全部調べてみよう」ということになり、ほぼ全ての坂の長さや傾斜を調べてみたのですが、小さいものを含めると数が多いので紹介しきれない上に、「で?」となるのが目に見えているので、僕の独断と偏見で選んだ坂たちを紹介していこうと思います。

ええ。「で?」となることに変わりはありません。

筑波学院大学隣の坂

多くの春日の民の1日はここから始まるんじゃないでしょうか。傾斜は2.2°と緩やかなように感じますが、上りで60mともなるとすさまじい破壊力を発揮します。これでは僕の1限出席率が低(以下略)

体芸図書館前の坂

KASUMI付近から緩やかな傾斜の坂を上ってきたところに追い打ちをかけるように立ちはだかります。その傾斜は7°と大学内最大級を誇り、多くの学生はこの坂を前にして、そっと自転車のギアを1段下げるそう。

大学会館前の坂

最初の下り坂で勢いをつけることができれば問題ないのですが、そんなこと叶うはずもありません。教室移動でごった返した状態では、もはや自転車を漕ぐことすらままならず、4.4°の傾斜が無慈悲に体力を奪っていきます。

大学会館~第1エリアの坂

大学内最大級の長さを誇る坂。この坂を下るときに感じる風はこれまでの苦難を忘れさせてくれますが、帰路でまた思い出すことになります。

第1エリア(松美池付近)の坂

長い坂を下り終えた矢先、6°の傾斜が目の前に現れ、2学・3学に行こうとする学生の戦意を喪失させます。前述の坂で体力の残っていない人たちは大体ここで自転車から降りて、手で押しながら歩きだします。

第2エリアの坂

2学・3学が目的地だった人々にとって、ここはいわばゴールです。ここまで耐え抜いてきた者にのみ拝むことの許された景色を前に、目頭が熱くなります。もはや授業に間に合ったかどうかなど関係ありません。

学内の坂を調べてみて驚いたのは、絶対に傾斜が30°はあると信じて疑ってなかった坂でも、実際は10°もなかったことですかね。日本で一番急な坂でも22°~25°だそうです。なんだかショボそうに聞こえてしまうのは僕だけでしょうか。ここまで読んでくださりありがとうございました。

製作:原、岡田 

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