文化部_技名を叫んでから殴る漫画

去年のことです。筑波大学に入って数ヶ月。このコロナ禍での入学となり、1人寂しく実家でオンライン授業を受け続ける春学期を乗り越え、秋学期が始まる直前にいよいよ筑波へやってきました。

期待に胸を膨らませてきたものの、体育以外は相変わらず100%リモート授業。これでは大学生になった意味がない!とサークルに入りました。
運動系のサークルだったので、夜に練習した後ご飯を食べ、車を持っている友達に送ってもらう機会があり、シャッフル再生で車内に流れる曲を聴きながら、ああ、大学生しているなと身に染みて実感していました。

そこで流れてきたのが、BUMP OF CHICKENの「Hello,world!」。

アニメ「血界戦線」のオープニングテーマです。その時ちょうど血界戦線にどハマりしていた私は、嬉々として車内の友達に言いました。


「血界戦線観るの?!めっちゃいいよね!」

友人1「観てたけど…大学生になってから観るにはキツいものがあるよね」
友人2「確かにね」

…え???

私は衝撃を受け、大学生というものがよく分からなくなりました。大学生は血界戦線を見ないのか…では大学生になってから見始めた私は…?
しかし同時に思いました。大学生でも血界戦線をみて何が悪いんじゃーー!!!と。

というわけで、そんな私を正当化するために、今回は血界戦線を紹介したいと思います。(前フリが長くてすみませんでした。

血界戦線

血界戦線は、ジャンプスクエアにて2009年から連載されている少年漫画です。作者は内藤泰弘先生。他の代表作には「トライガン」シリーズがあります。
2015年(第1期)と2017年(第2期)にアニメ化されました。特に第1期のエンディングが大きな話題を呼び、エンディングテーマであるユニゾンスクエアガーデンの「シュガーソングとビターステップ」が大ヒットしました。

「技名を叫んでから殴る漫画」というコンセプトからもわかるように、バトルシーンに特に力を入れて描かれている漫画であり、繰り出される技一つ一つに必殺技のようなクソ長い技名がついています。また、Wikipediaにおいて「SF伝奇アクション、吸血鬼」というジャンルに分けられていることからもわかるように、全体的に「中二病チック」であることが、「大学生になって観るのがキツい」原因であると思います。

そんな人は…ぜひアニメを見ていただきたい…!!バトルものはちょっと…とかっていう理由で見ないのは本当にもったいないんです…!

アニメの見どころはなんといっても描かれる街のオシャレさ挿入曲のオシャレさ!とにかく演出や雰囲気がオシャレなんです!
舞台がニューヨーク(物語上はヘルサレムズ・ロットというニューヨークが陥落した後の街)ということもあり、街並みが美しいというか作画が美しい!また、アニメ中に流れるBGMも、カフェか!というくらいのオシャレ〜なものが要所要所で流れてます。

そのオシャレな雰囲気に、ゴリゴリのバトルシーンを合わせても違和感がない、むしろいい!となるそのギリギリのバランスを保ちながら成立させている監督は天才だと思います。(下の動画の1:00ぐらいからを聞いてほしい…)(それよりサムネのザップかっこよすぎ…)

あとは、豪華な声優陣。主役の小山力也さんを始め、主要キャラに阪口大助さん、中井和哉さん、宮本充さん、緑川光さん、小林ゆうさん、宮野真守さん、藤原啓治さん、石田彰さんなどがおり、ベテラン揃いなんです。銀魂の声優陣が多くいることから、オシャレな銀魂ともいわれてます。笑

とはいえ、設定が難しいところもあり、漫画未履修でアニメを一度見て全てを理解することは困難です。言い切ります。
なので1回目は雰囲気をなんとなく楽しみましょう。そこで好き嫌いも分かると思います。

語りたいことはまだまだありますが、見たことも読んだこともない人に語っても「???」になるのでここで終わります。

気になった方はぜひご覧ください!見たことある方もこの際もう一度見てみてはいかがでしょうか😊
大学生になっても好きなアニメに誇りをもって楽しんでいきましょうね!!!(血涙)

文章:さき

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