恥骨　お笑いライブレビュー！

つくばお笑い集団DONPAPA をご存知ですか？その名の通り、筑波大学でお笑いをやっている団体です。定期的にお笑いライブを開催したり、お笑いコンテストを主催したりと大活躍！

今回は、彼らの新入生ライブに行ってきました！その名も『恥骨』。彼らの勢いが凄まじかったので、私も勢いに任せて、いざレビュー。

2019年6月16日　恥骨　18時～

タイムスケジュール

１　鋼ズボン
２　カモメコミットメント
３　チキン＆ポテト
４　どミニオン
５　トモネ
６　大陸だな
７　スタンディングオーベーションズ
８　第3セクシー
９　シエスタ
１０　溶岩小僧
１１　ショートストリーパー前川
１２　鋼ズボン
１３　アキラ50％
１４　大陸だな
１５　和田ティキ太郎

満員御礼でした。危うく席がなくなるところでした。

コンビ名に公開されているYoutubeのURLを貼っています。気になったら、すかさずチェックです！

新入生スタッフが作成したという粋なPVから始まった恥骨。これからはじまるライブにドキドキわくわくです。

まずは新入生2人組の漫才　鋼ズボン。高校生の時、同じ部活動に入っていた仲良しの2人なのだそう。息の合ったテンポで、高校生の時にやってみたかったことをテーマにストーリーが進みます。初々しさがとってもかわいかった。これからの成長を応援したくなる2人。

ひとり語りのカモメコミットメント。ステージ真ん中でひとり立ったまま語りが始まります。あの長いストーリーを全部ひとりで考えたこと、全部覚えたこと、語りだけで大爆笑をかっさらうこと、才能だな～～～と思いました。自分の得意分野わかっている～～という感じ！こういうお笑いもありなんだ！！！

チキン＆ポテトは新入生と先輩のコンビ。先輩が引っ張ってくれる安定感。コントやっていて楽しいのが観客まで伝わってきて、ほっこりしていました。新入生の塩焼きそば君は、謎多き個性派という雰囲気バシバシ。ラバーガールの大水みたいな感じ。

どミニオンはフリップネタ。関西弁なのに柔らかな感じがツボでした。初めての舞台のはずなのにとっても肝が据わっていて、勢いがあって、圧倒されました。彼が面白い！と思ったことがネタになっているからなのでしょうか。面白かった！

トモネ君は、淡々としていてネタの内容もあってか、会場全体引き気味で（いい意味で（？））、お笑いの場なのにその空気感…!というギャップに、趣がありました。

大陸だなは2回登場しましたが、2回目の印象がなんとも強い。キーワードは”定時”。定時だからと、なんでも許されていく。話題のドラマの風刺なのか？そして怒涛の勢いで時事ネタが織り込まれていく。今朝のニュースすら織り込まれている。社会への問題提起のような内容。とんでもない思想の持ち主なのか、一周回って何にも考えていないのか、見ているこっちの頭がついていけません。大陸だなの2人、すっごい貫禄あるのにまだ2年生というのだから驚き。彼らの将来が怖い。（公開されているのは、1回目のネタ）

基本動作がフリースタイルHIPPOPなスタンディングオーベーションズ。常にネタ帳を持ち歩いているという彼。日常で感じたこと思ったことを、思いもよらぬ方向から次々ネタにしていく感覚。なんの脈絡もなくあっちからこっちからじわじわとくる面白さが迫ってきました。はたして彼はお笑いの枠にはまれているのか。

第3セクシー。新旧代表コンビ。場馴れ感が凄まじい。このお二人の対応力に感激します。ボケもツッコミも両方こなしてしまうお二人。安心して楽しめるコンビです。

１年生のどミニオン君と代表川合君のコンビ、シエスタ。どミニオン君の特技、魚の漢字についてストーリーがどんどん進んでいきます。結局、どミニオン君がなんでおかっぱなのか、なんでテニスウエアを着ているのか、いまだに分らぬまま。いつかテニスネタを披露するときが来るのかな！今後のどミニオン君に期待です！

ピン芸人のショートストリーパー前川。大好きなドラえもんと過ごした日々を語っていきます。なんなんだこの異様な空気。そもそも話の全てが空想なのに、それが当たり前みたいな雰囲気。そういう世界にいるのか？と違和感が違和感を呼ぶ。よくもまあこんな完全に話を作り上げたなあ！と感心。前川さんは鬼才なのか？それでいてウーマンラッシュアワーの村本をカッコよくしたみたいなイケメンなのもギャップ。