はじめに
こんにちは。Karen Feldです。
自分が写っている最近の写真が成人式のものしかなかった
いや、「初めまして」の方が適切かもしれません。
学生団体C4様が運営されているサイトにて、お初にお目にかかりますKaren Feldです(やり直し)。どうぞよろしくお願いいたします。少しだけ自己紹介をすると、小学校3年生の頃にマンションの壁を噛み砕こうとして失敗したせいで、右前歯が左前歯よりも短くなっております。
それはそうとして、年が明けてから早数百時間。例年なら元旦に立てた一年の目標に挫折する頃です(当社比)。今更ですが、皆さんはお正月休みをどのように過ごしましたか。年が明けるとなんだかんだ忙しいですよね。今年の目標を立てたり、初詣に行ったり、おみくじを引いて一喜一憂したり、お雑煮を食べたり……やることがたくさんあります。
新年仕様の西新井大師。荘厳。
さて、我々が小中学生の頃、もう一つやっていたことがあるはずです。
そう、「書き初め」です。思えば、中学校を卒業してからめっきり習字をしなくなりました。私は元々字が下手な上、何かと不便な左利きなので、習字の授業はすごく苦手だった記憶があります。当時右利きの子に抱いていた羨望は今でも鮮やかに湧昇します。
左手でのびのび字を書いてみたい……
汚くてもいいから一筆認めたい……
他人と比べられることなく自分の字を純粋に肯定したままでいたい……
鰻が這ったような字しか書けないけれど、実はひいじいちゃん書道家なんだよな……
ということで、今回は「あえて」書き初めをやってみようと思います。この時期に。勌 Feldに怒られないことを祈りましょう。(生前にお会いしたこともなければ長年お墓参りにも行けていない分際で名前を使ってすいません)
作戦会議
そもそも字というのは、書き順からして左手で書きにくい仕様になっています(利き手の人数比からすれば当たり前)。硬筆ならまだ目を瞑れますが、毛筆となると字の出力を左手で行う難易度が跳ね上がります。それならば、素直に硬筆に近しい筆記具で書き初めをやってみたいところです。
……果たして、それは「書き初め」と言えるのでしょうか。少しググってみたところ、書き初めの定義は「新年最初に毛筆で何かを書くこと」らしいです。しかし、学校教育においてはこの限りではありません。習字の授業がない小学校低学年では、書き初めの一環で硬筆の宿題が出るそうです。私はあまり覚えていませんが、確かに長期休暇中は硬筆の課題が出ていた気がします。
そんなこんなで、今回使う筆記具は、硬筆感があって鉛筆よりも字が見やすいマジックペンに決めました。紙は宿舎に狂うほどあるコピー用紙を使います。(cv.実家に習字道具の全てを置いてきた海賊王)
※マジックペンと紙の写真を撮り忘れていたので急いで執筆場所のコメダ珈琲で撮影。
実践
まずは2文字の単語から書いてみましょう。
少し折って目印をつけて……(爪可愛い~★)
書きます……!!!!!
(てか手首と腕の色違いすぎじゃない?)
「左右(ひだりみぎ)」
どうでしょう。なかなか悪くない出来ですね。ちなみに、「さゆう」ではありません。私は右と左を明示したかったので、紙の左側に「左」、右側に「右」を書いただけなのです。こだわりがありすぎて話せば長くなるタイプの芸術家? そう思われても構いませんが、実は左利きあるあるが関係しています。
我々は「頻繁に左右が分からなくなる」のです。これは利き手の矯正を経験した人に多いらしいですが、私自身は保育園の硬筆と小中学校の習字以外で右手の使用を強制されたことがないので、まあ、右利き向けの世界にただ混乱しているだけでしょう。
さあ、次は3文字に挑戦です!
封筒に書類を入れるときみたいに折って……
いざ参る!!!!!
(ふと学生納付特例制度のことを思い出しました。国民年金の封筒は分厚くて怖いので皆さんも申請は忘れずに)
「浅知恵(あさぢえ)」
鼻血以外で「ぢ」を使うのは久しぶりです。あと「恵」って右上に点いるかどうかで迷いますよね。とりあえず「﹅」を打ってみたら急に違和感が出てきて、結局書き直すことになるあるある。
単語のセレクト意図は、単純に「3文字の熟語の中で一番尖っているな」と思ったからです(「熟語_3文字」でググってあ行から探し始めたので早く切り上げたかったのは内緒)。また、あえて自虐を匂わす単語を書いておくことで、「こいつ書き初め記事で変わった単語を書いて自分の異質さをアピールしているな」という本質的な意見をメタ的に処理しています。
続いては、4文字!
縦にも横にも折って……
あの日見た筑波山を思い出して…………
あっ!!!!!文字が!!!!!
「爆笑問題(ばくしょうもんだい)」
脳に格納された4文字の熟語の中で、一番好意を寄せていたものが捻出されたようです。爆問さんが設立した事務所「タイタン」の名前の由来となった小説、『タイタンの妖女』はマジで面白いのでおすすめです。
元々は座右の銘っぽい4文字を書こうとしていたのですが、そのチョイスでウケ狙い、もしくはカッコつけ狙いが透けそうで恥ずかしかったのでやめました。変に着飾るよりも自然体でいる方が良いに決まっています。娯楽のためにアクセスした記事で、知らない人から急に「生者必滅!」とか言われたら怖いですもんね。耳馴染みのある「盛者必衰」じゃないのかよっていう。
最後は、勝手に持ちネタにしている「ここで一句」をやらせていただきます。
昨年のクリスマスを一緒に過ごした元恋人(世間一般では喘息薬と言うみたいです)を思い出して……
なぜか所属学類の准教授から大量に貰ったレンコンを調理したあの頃を思い出して……
家からカメムシを追い出したときに使ったほうきの柄をハンドソープで丸洗いした夜を思い出して……
詠めました!!!!!
「二次遷移 頭皮に誘致 禿げ隠し(にじせんい とうひにゆうち はげかくし)」
この上ない一句。二次遷移とは、簡単に言えば「森の跡地にまた森ができること」を指します。「頭に髪の毛の二次遷移を発生させて禿げを治したい」という作者の強い願望が伝わってきますね(ガチ)。押韻も完璧で文句なし。時代が時代なら教科書に載っていたことでしょう。昼下がりの授業中、睡魔に負けて舟を漕いでいる生徒を見かねた国語教師が、この句を一斉に音読させる様子がありありと浮かんできます。
こんな良い句初めて……!!!!他の人類にも見てもらわなきゃ!!!
いつまで経っても下書きの絵を優しく剥がして……
ぺたぺたぺた(爪可愛い~★)
Mission completed……
なんかカッコいい!!!!!!
自作川柳がドアに貼ってあると渋くていいですね。「これを超えてやる」という創作意欲が掻き立てられます。この大きさだと靴を履くときに必ず目に入るので、鍵の閉め忘れ防止にもなりそうです。書き初めした甲斐がありますね。ただ一つ、計算外だったのは、学生宿舎の住人に頭皮の悩みがバレたことです。大丈夫か、Feld家の長子がこんなんで。まあ大丈夫だったらハナからマンションなんて口に入れませんけどね。
ということで、これ以上ボロが出る前に今回はここら辺でお別れしたいと思います。毎回品切れしている気がする回転寿司の蟹のようにさようなら。
(おわり)
【おまけ】
思っていたよりもいっぱい書きました。書き直しもそこそこありましたが、習字の授業みたいで楽しかったです。
書き初めで大きい文字ばっかり書いていたので、撮影後、ハガキに絶対スペースが足りなくなるサイズの文字を書きました。
文責:Karen Feld