文責:ひな
某教育番組でよく見るあの仕掛け。きっと緻密な計算の上で成功していて、Takeは何度も撮っているのだろうと、だから素人の私たちには多少の壁があるかもしれない。そんなことはもっちろん想像していたことでした。
だけど、バカやろうとしてる大学生が夜な夜な集まって作業するのだから、わちゃわちゃしてるうちに楽しく出来上がるだろうと、そんな考えは甘ったれていましたね。
はあ、苦しかった。苦しかった。もう、ピタゴラ装置なんて作りません。
うまくいかないもどかしさと、ただただ過ぎていくだけの時間と、深けゆく夜。迫りくるは睡魔。そしてなぜか明けゆく朝。
紙面におけるひなちゃんは、ひどい書かれようでしたが、偽りようもない事実ですから仕方ないですね。奇行に走る、というのは苦しみに耐えた末の結果なのでしょう。人間って面白い。
ここでぶちまけられる最大のウラバナシは、やっぱりあれなのでは。
私、ピタゴラを成し遂げた翌日、インフルエンザにかかりました。ピタゴラの苦しみから解放されたと思った矢先、病魔にうなされたことは、ここだけのお話。