つく日 2019/05 みんなのトイレ トイレの考察

文:水木

 

あなたにとって、トイレとはどのような存在ですか?

トイレに求めるものは何ですか?

ちなみに、私にとってトイレは、

  • 本を読むところ
  • メールをチェックするところ
  • 無条件で1人になれるところ
  • 身だしなみを整えるところ
  • 自信をつけて帰るところ

こんなもんかな。

みんながスマホを持ち、気軽に自撮りしたり、写真や動画を撮られることも増えて、常に半永久的に保存されるかもしれない恐怖と戦っているいまどき女子は、いつなんどきも最高の自分であることを求めています。

でも、人前で鏡を見たりひとりでに自撮りすることはとても恥ずかしいこと。そこで現れる救世主トイレ!どんな喧騒の中でも、どんなに人であふれかえる場所でも、すぐさまプライベート空間を生み出せる場所トイレ

最近は、女子トイレ特有なのかもしれないですが、手洗いスペースの鏡よりも、パウダースペースの鏡のほうが多く完備されているトイレが増えたような気がします。時代の流れなのですかね、それは筑波大も例外ではなく、割と新しい校舎だと、身だしなみ整えるスペースが広いですよね。

トイレ待ちだと思っていた行列が、鏡待ちの行列で驚いたこともあります。

公共の場で化粧するのはマナーがなっていないという意見、近年よく耳にすることですし、その通りだと思います。不特定多数の人に不快感を与えることにつながる行為のように思います。

それを回避する策として、トイレで化粧をすることが最も有力です。仕切りがなくても、トイレというだけでプライベートな空間として与えられ、周囲を気にすることなく鏡の中の自分と対峙することができる。

女の子は共感してくれるかも、なことですが、トイレで化粧をする女の子たちの間には、やや独特な空気が流れています。
鏡を見ることは、自分に自信がないとできないこと、みたいな暗黙の了解があるからなのでしょうか。鏡と対峙しているのが知り合いでも、あまり声をかけることができない(見て見ぬふりか、軽い挨拶が無難)。

あと、隣で化粧をしている女の子に、一時的にそれとなくライバル意識を持つ。
あまり理解できない男の子たちに詳しく説明すると、”私は化粧しても恥ずかしくない(ほどイケている)のよ。”という感じ。大学の中のトイレだったら尚更です。みんな同世代ですから。見えないビームでトイレの中、バッチバチにやりあってます(誇張)。

一日に何度もお世話になるトイレですが、いろんなこだわりがあるような気がしています。

4階のトイレだとリラックスできるとか、人がいない時を狙って入るとか。

トイレってホントに一人になる場所だから、みんなのトイレの使い方とかトイレについて思うこととか、未知数でしかありません。今まで私が語ってきたトイレの考察は、もしかしたら凝り固まった偏見なのかもしれません。

なぜかふとトイレに興味をもってしまった私。みんなのトイレへの意見が聞きたいです。トイレについて思うこと、聞かせてください。

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