こんにちは。11月1日にツクマガvol.18を発行しました。発行からもう2ヶ月以上が経ったことに驚きを隠せません。ツクマガは体芸エリアや中央図書館、春日図書館等に置かせていただいているので、お手に取っていただけたら嬉しいです。
さて、今号の「みんなの扉、おじゃまします」の企画では実際に2組の家におじゃましてお話を聞かせていただきました。誌面には載せきれなかったけれど、印象に残ったお話がまだまだあるので紹介しようと思います。
田口さん、冨田さん、オマルさんの扉

田:田口将大さん 冨:冨田渓斗さん(他の二人からはトムと呼ばれている) オ:オマル アナスさん 安:安部(ツクマガ編集部) 小:小沢(ツクマガ編集部)照:照屋(ツクマガ編集部)
3人とも同じ学類ということですが、どうして一緒に暮らそうと思ったんですか?
安「学類の友達だからって、いきなりシェアハウスしようとはならないと思うのですが、そのくらい仲良くなる過程とか教えてくれませんか?」
田「なんだろうなー」
冨「一緒にいてもそんなにストレス掛からないみたいな」
田「うん」
冨「生活圏内にこいついてもいいや。みたいな」
小「なるほど、だいじですね」
田「二年の初期、こう半同棲みたいなことしてるし。こう、アナスの家に遊びに行ったりもしてたし」
冨「お互いの家に結構行き来してたから」
田「実質去年、半々半同棲」
冨「いちいち移動するんだったら、こう一緒にいたほうがいい」
田「安いし」
安「どのくらい安いんですか?」
田「ここ、家賃が7.5万で、それを割る3だから、ガスとか水道とか合わせても、3万で済んでる。それで、この生活が手に入ってるって考えたら」
小「やすいですね」
なんと、どうやら去年からお互いの家で寝泊りを繰り返していたそう。また、流石は生物学類、タンポポ実験など、辛い課題を一緒に乗り越えてきた経験もあり、元々結構仲がよかったみたいです。
3人で住んでて大変だった事ってありますか?
小「三人で住んでて大変だったことってありますか?」
田「ねこ!アナスが、ワリとずっと猫飼いたいって言ってて、あのー俺も猫いいなーとか思ってたんだけど、トムが猫アレルギーで」
冨「毛が飛ぶし」
田「みたいなことで、めちゃめちゃか論争してた時あった」
冨「三週間くらいしてた」
田「うん、そんくらいしてて、アナスが折れて、ハムスターを飼った」
田「あとは、あれじゃん。なんでトムがティッシュ投げたんだっけ?」
冨「タバコじゃない?」
田「それか。アイコス俺が吸ってた時。アイコスってさ別に部屋の中で吸っても、黄色くならないから、部屋の中で吸ってた時があって、それでなんかトムが急に、臭いわってブチギレて、ティッシュケースばんってアナスにぶん投げたっていう」
冨「それは別にいいんだけどさ。一番あれなのは、朝、笑い声で起きるって言う。朝からYouTube見て爆笑してる人いるから。この人(田口)の笑い方ね。その笑いかた見てるとほんとに不快になる」
普通猫アレルギーの人がいたら諦めると思うのですが・・・というか、猫の妥協でハムスターを飼うって言うのがすっごいかわいくて面白いなーと思いました。
そして、これまでの会話で一切出てきていないオマルさん。そのあとの会話でなんとムスリムだったことが判明、そのことについても少しだけ聞いてみました。
お肉のTシャツ

取材時、オマルさんが着ていたのは一面霜降り肉の柄のTシャツ。そのことについて聞いてみると・・・
照「Tシャツ面白いですね」
オ「何が面白いの?」
照「Tシャツです。服の」
小「それ思ってました」
田「あれ何肉だと思う?」
安「牛じゃないんですか?」
田「牛であってほしいよね。俺ブタだって信じてるよ」
オ「いや牛だよ。アマゾンで選べるから」
田「ムスリムだから」
安「え?ムスリムなんですか?」
田「ムスリムだから、お酒飲んじゃいけない。そう、ブタだよ、豚肉料理。一緒に食べれない・・・」
冨「おんなじフライパンで出来ない。焼き肉するときも絶対牛しかないって言う」
田「うん、そうそう、高い。だからハンバーグ作るとかでも、合いびき肉の方が安いじゃん」
小「牛だけなんですね」
冨「ハンバーグ作んないけどな。そんなに」
田「ね。でも一回作ったよ俺は」
冨「一回だけ」
オ「俺いなかったし」
冨「あと、ポテトチップスもコンソメ味は食えない」
田「そうだね。俺らもなんか、半ムスリムみたいになってる」
ただでさえ3人でのシェアハウスという事で色々大変そうなのに、文化の違いまで入ってくると訳が分からなくなりそうです。だけど、そんな違いさえも認めて理解しあっている様子の3人。本当に仲がいいんだなーと感じました。
佐々木さんと伊藤さんの扉

佐:佐々木さん 伊:伊藤さん 照:照屋(ツクマガ編集部) 小:小沢(ツクマガ編集部)
2人とも筑波大に進学したのは偶然?
小「同じ大学に進学したのはたまたまですか?」
伊「いや・・・?笑」
佐「もともと私が高2の時から筑波に行きたくて、高3の時に一緒にオープンキャンパス行こうよって誘って」
伊「そうですね、それで、推薦受けようよ、って言って笑」
佐「で、受けてみたら」
伊「受かっちゃったんだよね笑」
小「二人とも推薦合格なんですよね?」
佐伊「あ、そうですそうです」
小「すごいなあ笑」
伊「一緒に見たしね、合格発表」
照「やば〜〜〜〜!!」
佐伊「マックで笑」
小「せーの!(見る)みたいな?笑」
佐伊「そうそうそう」
伊「(番号)ある〜〜!とか言って、ポテトひっくり返したんですよ笑」
これすごくないですか…!?仲の良い友達と同じ大学受けるって結構怖いことじゃないかなと思うんですよ。もし片方が落ちたら…とか考えたら。それでも合格発表まで一緒に見て、2人とも合格ってもう運命としか思えないです。
2人の食卓が羨ましい!
照「今日ご飯何作るよ、とか何がいい?とか聞くんですか?」
佐伊「LINEしますね」
伊「今日ちょうど聞かれたよね」
佐「今日は私は暇だったので、(伊藤の)テストが終わってお疲れってことで何か好きなもの作ってあげるよって言って」
照「え〜〜〜」
小「めっちゃ良い…かわいい」
伊「で、私が回鍋肉食べたいって言って、帰ろうと思ったら材料買ってきてって言われて」
佐「材料買いに行くのめんどくさかったんで笑」
小「買うのと作るの分担できるの良いですね」
照「え〜〜良いな〜〜羨ましいでしかないんだけど」
伊「ご飯めんどくさいですか?やっぱり」
照「めんどくさすぎてもう」
小「いつもコンビニなんですか?」
照「コンビニとか…めっちゃコンビニ…笑」
一同「笑」
これは1人暮らし勢が1番憧れるところじゃないでしょうか。自分1人のためにお金をかけて食料を買い時間をかけて料理を作り、それを自分でただ消費するという活動をしているとたまにものすごく虚無感を感じます、私は… でも自分以外に食べてくれる人がいるなら作る気にもなりますし、逆に作ってもらうのも絶対嬉しいですよね。いいなあ。
2人にとってのシェアハウスとは?
小「2人にとってこのシェアハウスはどんなものですか?」
佐伊「ん〜〜〜〜なんだろう」
伊「安心ではあるよね、家に帰ったら人がいるから」
佐「うん、1人だったら料理とか適当でいいかなってなると思うんですけど、人がいるから家事とかちゃんとやろうかなって思います」
伊「生活が成り立つ笑」
小「それはいいですね、自分しかいないしって思うとめちゃくちゃ適当になります笑」
伊「家帰ってご飯出来てたりするとめっちゃ嬉しいです」
小「それ嬉しい!」
照「いいな〜、いいな〜〜それ、私もシェアハウスしようかな笑」
やっぱり1番はこれですよね、生活が成り立つ。私が宿舎住みかついい加減なだけかもしれませんが、自分だけだしいいや!ってノリですぐ部屋は荒れるしご飯も適当になります。仮に部屋に監視カメラとか付いてて私の生活の様子がバレたら友達いなくなるレベルです。今もう減ったかもしれないです。シェアハウスすれば絶対QOL上がりますよね!クオリティ・オブ・ライフ!いいなあ!(2回目)
この企画で、普段あまり知ることができないシェアハウスの様子を覗けて個人的にすごく楽しかったです。取材させてくださったお2組、本当にありがとうございました!
以上、ツクマガウラバナシでした。
文責:おざわ・あべし
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