名前
塙知子
生年月日
1980年
6月5日
名前
小室直子
生年月日
1978年
7月26日
所属(経歴)
筑波大学
比較文化学類3年
所属(経歴)
筑波大学
比較文化学類4年
趣味・特技
趣味・特技
ボランティア活動
宝物
YEHのメンバー
宝物
日記

<インタビュー>

ユース・エンディング・ハンガー(YEH)とはどのような組織なのですか?

YEHは、「飢餓から解放された世界を創る」ことを目的とした特定非営利活動法人「ハンガー・フリー・ワールド」を母体とする若者のグローバル組織です。アジア、アフリカを中心とした10カ国で、識字教育、栄養改善などの自立のプロジェクトを行っています。

飢餓問題について教えてください

飢餓というのは、大きく「飢饉」と「慢性的飢餓」に分けることができます。飢饉というのは地震や洪水といった突発的なものによって起こり、一時的なものです。これらはしばしば世界で大きく報道されるために、支援も集まります。しかし、「慢性的飢餓」というのは例えば栄養失調などといった、あまりにも日常的で慢性的なものであるために、メディアに注目されることが少なく、支援を集めるのが難しい現状です。世界の飢餓の中で約90パーセントがこの慢性的飢餓であると言われています。毎日3万5千人の人たちが下痢などの予防可能な病気などで亡くなられています。

YEHの活動を詳しく教えてください。

途上国のYEHでは、自立のプロジェクトを行っています。これは、途上国のメンバーが企画して、栄養保険センターの設立や職業指導、識字教育などを行っているものです。日本国内の活動としては、資金集めと一般の人に飢餓の問題を知ってもらうアピール活動の二つがあります。YEH茨城支部では資金集めとして、フリーマーケットやチャリティーコンサートを行っています。また、アピール活動として、パネル展を大学会館や学内の郵便局の隣のギャラリーで行ったりしています。月一回ミーティングを行い、飢餓問題を話しあったり、イベント(フリマなど)の開催準備をしています。また、今年は日本で8月1日から5日まで東京のオリンピックセンターで大規模な国際会議が行われました。

どうしてYEHを始められたのですか?

五年前に茨城支部が設立されたときに友人に誘われたからです。最初は、「世界の飢餓と貧困を解決するために」というYEHの目標は、自分と遠い世界のものだと思っていたのですが、YEHに参加するようになって、その考えが変わりました。貧富の差が激しい途上国では、金持ちは我関せずという態度で、自宅の前で物乞いをしていたとしても、自分達とは、まったく別の人種、まったく関係がないという態度を取るのです。自分たちだけが良い思いをしている。それは、先進国と途上国との関係に似ています。また、途上国では、今日生き延びるために木を切り、環境を壊します。でも、彼らは環境問題を知りません。自分達が貧困だということさえ知らない場合もあります。飢餓が環境問題につながることで、YEHの目標も身近なものだと気付きましたね。

飢餓問題を今の世界で解決することは可能でしょうか?

人々の意識が変われば必ず解決に近づく問題だと思います。もし世界の七日間の軍事費を飢餓問題に投資することができたら、飢餓を解決するために必要な額になるということを聞いたことがあります。決して手も足もでないという問題ではない筈です。

YEHの活動から学んだことはどのようなことでしょうか?

フリマをしたりすることで、ささいなこと、ちょっとのことで、飢餓問題という大きな問題に関わることができます。チャリティーコンサートは「音楽が好き」というただそれだけで、演奏する側もそれを聴く側も、飢餓問題に関わることができるという企画です。
スタディーツアーで飢餓の現状とそれと戦う人たち、自分達が行っているプロジェクトの現状を見学する機会を得ました。私が、きれいな服装で飢餓で苦しむ村を訪れるのに抵抗を感じました。でも、村の人たちは、日本人が自分達のために活動してくれるのを本当に感謝してくれます。「生きる希望です。」と言ってくれます。私にも、もっと頑張れることがあると思いました。何も行動を起こさなかったら、その子は死んでしまいます。でも、私が何か行動を起こしたら、助かるかもしれません。この問題は深すぎて、職業として一生関わることはできないですが、村から船で帰るときに、川岸をずっと追いかけてくれた子供達の笑顔が忘れることはできないし、絶やしてはいけません。

学生に対するメッセージをお願いします。

動かなければ何も始まりません。身近なことから少しずつ、何か行動を起こしていくことが一番大切だと思います。このような問題に対して、何か働きかけをしたいけれども今までそういう場を見つけられなかったという人がいると思います。そういう人が実際に活動するきっかけをつくることが私のやりたいことの一つです。YEHで活動してみたいという方はぜひ連絡をください。もちろんYEHの活動が全てではないですし、いろいろな活動があるので、そういう活動に関わる出会いの場があればいいですね。みんなが自分の興味のあることに対して何か行動できる場がもっと広がっていけばいいと思っています。

ユース・エンディング・ハンガーのホームページ
YEHに興味のある方は塙知子さん(Email:hanaton@mail.goo.ne.jp)まで。



ご意見・ご感想はこちら(Email:reiko@tsukunavi.com)まで。