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つくばでの一人暮らしも最後になったこの夏、弟の一人暮らし先である京都に行ってみました。京都は日本有数の観光地であると同時に、多くの大学や専門学校があり、一人暮らしをしている学生の数も多いのです。私にとっては馴染みのある土地ではありませんし、そもそも「京都で暮らす」というイメージがありません。

「なんか趣のある土地じゃないの?」

なんて思って行ったのですが、弟の住むアパートに入って思いました。

「つくば…住みやすいじゃないか」

今回はつくばの住みやすさをいくつかリストアップして、つくばのいいところを再確認してみたいと思います。

1. アパート間の距離がある 
一人暮らしにおいて、他人の音が聞こえること、そして自分の生活音が漏れることは極力さけたい…。 アパートである限り、隣人、上下はある程度仕方ないでしょう。
しかし、他のアパートの音が聞こえる、ってあんまりありませんよね?
京都は聞こえるんですよ。
アパートとアパート、アパートと居酒屋がギッチギチに詰まっています。
夜になれば酔っぱらいの声や、赤ちゃんの泣き声などが普通に聞こえます。
快眠や、ストレスフリーな一人暮らしをするにはつくばはいい土地ではないでしょうか。

2. 自転車が走りやすい
学生といえば自転車、原付、車もいいですが、維持費や燃料費を考えると、やはり自転車の需要が高いのではないでしょうか。
しかし、昨今の道路交通事情、自転車は歩道を走ることも許されず(例外はあり)、
車からしたら車道を走っている自転車は迷惑そのものです。
そんな肩身の狭い自転車、しかしつくばではどうでしょうか。
ペデストリアンデッキをはじめとして、自転車が通ることを前提に設計された道路が多い。 これなら遠慮なく自転車が走れるわけです。
京都をはじめとして、都会と呼ばれる地域は大通り以外の道路が狭いことも多く、原付や車がそこを通るので、自転車は大変危険だと感じました。

3. 危険な地域が少ない
つくばの中でも、大学生が住むような地域は、おおかた大学生が人口の多数を占めています。 一方で、観光地でもある京都などは、それなりの歓楽街や飲み屋街が多く、利用する年齢層も幅広く、客層も広くなります。
そうすると、いろいろな人がいるわけですから、危険は多くなります。
つくばには、「近寄ってはいけない地域」というものが少ない気がします。
さらには学生同士の目があるので、大人も下手に学生に絡んできたりはしないわけです。

4. 学生値段
学生はお金がありません。時間はあるのですが。
ということで、気になるのは飲み会や外食費、サークルなどで利用する店の値段は生活に大きくかかわってきます。 つくばのいいところは、学生が利用する店が圧倒的に多く、そこから料金等で抜け出してしまえば、利用者数が一気に減ってしまうことでしょう。
つまり需要が学生にしかないので、その価格帯から大きく外れた店が乱立することはないという点です。

ざっと挙げたところ、こんな感じでしょうか。
読者さんの地元と比べて、つくばという土地はどうでしょうか。

アクセスが悪い、遊ぶところがない、などという点がよく指摘されますが、その分安全で、安定した暮らしができると考えれば、大学生の一人暮らし先としては悪くないのかもしれません。 もっと派手な生活は社会人になってもできるのですから、学生らしく楽しんで暮らしましょう。 と、すぐ目の前に迫った社会人生活から目を背けたい、筆者でした。

2016の日々のこと。

[16/12/05]

     
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