2016-07

暑い日が続きますね。遠慮なく照りつける日差しに辟易する毎日です。
つくばの夏は湿気がひどいと聞きましたが、クーラーのお陰でありがたいことに快適な生活を送っています。
文明の利器万歳。除湿機能万歳。
環境に配慮した温度設定を心がけてはいますが、これがないとやってられません。
しかし腐っても大学生、涼しい室内に引きこもってばかりではいられません。
先日も東京に用事があって出かけてきました。
某駅の改札を抜けた瞬間思わず「ウッ」とうめき声が出ました。
尋常でない眩しさと熱気に頭がグラグラしました。直射日光とそれを照り返すアスファルトやビル群、そして人、人、人。
何か、殺人的な物凄さを感じました。
東京の夏ってこんなに強烈だったっけ?と戸惑いながら歩く道すがら、つくばと東京の夏の違いに考えを巡らせていると、規則正しく植え込まれた街路樹に目が止まりました。
思わずはっとしました。
なんせ「大学なのか、森なのか」と揶揄されるような場所に住んでいる身です。
毛虫が垂れていたり生命力に溢れすぎてアスファルトを突き破っている根に自転車のタイヤを取られたりして腹立たしく思うこともありますが、あの鬱蒼と茂る木々に日差しから守られて生活していることに改めて気付かされました。
そして、つくばで暮らし始めてからの4ヶ月で、そんな環境にすっかり慣れていた自分に少し驚きました。
自転車を漕ぎながら木陰に入った瞬間スッと涼しくなる感覚や、強烈な日差しを柔らかく受けとめる草むらが妙に恋しくなり、その時私は初めて「早くつくばに帰りたい」と感じたのでした。

 


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[16/09/08]

       
文章 みむら
デザイン・技術 さおり