つくば市民提案制度

 みなさんは先月からつくば市が開始した「つくば市民提案制度」という取り組みをご存知ですか? 市民提案制度とはつくば市がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイトであるFacebookで市民に政策に対する提案を求める制度のことです。先日、ツクナビスタッフはこの新たな取り組みについて、つくば市情報政策課IT戦略室の岩崎さんにお話を伺いました。

つくば市民提案制度って?

 つくば市民提案制度はSNSという新しいコミュニケーションツールを使った、今までにない市民と行政、市民同士の意見交換の形です。つくば市民の方々にFacebook上で市が抱える問題について意見を募り、それをもとに政策を練り上げます。市民の皆さんの様々な生の意見をいただくことで、住民の方々の声を直接、市政に反映させることが可能となります。Facebook上でのコメントという形で行政に対する意見を投稿できるので、気軽に利用できる点がこの制度のメリットです。現在は実証実験の段階で、問題がなければ12月に正式な制度として運用を開始する予定です。

つくば市民提案制度の目的は?

 今まで市の政策やまちづくりに興味・関心の低かった市民に対し、コメントを通じてコミュニケーションを図り、市民によるまちづくりを促進させていくことが目的です。普段、市政に関わることが少ない学生に対しても身近なSNSツールを使うことで、気軽に意見提案でき、市政に参加できる場を提供できると思います。

今後目指すことは?

 今はテーマを市側が出してそれについての提案を求める形で、これまで『自転車のまちつくばでのイベントアイデア』や『ICTによる情報共有手段に関する提案』ついての意見を募集しました。これまでに市民から提案された意見は実際に政策に反映された例も多くあります。現在は市のイベントと連動した『アプリアイデアコンテスト』を実施中で、今後も新しい試みにどんどん挑戦していきたいと思っています。


 「つくば市民提案制度」のような制度は全国の自治体でも、あまり類を見ない先進的な取り組みで、メディアや他自治体などに大きく注目されています。「市民の1割近くを占める筑波大生の意見も重要」とのことなので、自分の意見を市の政策に反映させることができる貴重な機会です。みなさんも意見を投稿して「市政参加」してみてはいかかでしょうか?

[12/09/19]

企画・編集・技術 よこちゃん